やはりキャンプの醍醐味は焚き火でしょう。必要な道具は薪、ナタ(又は斧)、火バサミ、皮手袋、それに火おこしアイテム。火をおこすには人工の着火剤だけでなく、枯れ枝や枯れ葉など、現地でも入手可能な乾燥した天然材料が使えます。枯れ枝が調達できたら深さ15cm、直径30cm以上の穴を掘り、そこに丸めた新聞紙、枯れ葉などの焚きつけをパラリと置きます。その上に細い枯れ枝から順に放射線状に重ねていき、新聞紙に点火。太い枯れ枝まで燃え移ったら薪を加えていきます。基本は小さな火から少しずつ大きくしていくこと。そして無駄に燃やさないように!ルールとマナーを守って焚き火を楽しんでください。
“焚き火”とはただ火をおこすのではなく、ちゃんと後始末をして痕跡を残さないこと。火を焚いた後の火床は埋め戻す、焚きつけや薪として立木を切ったり折ったりすることは絶対駄目。みんなが気持ちよくキャンプを楽しみ、また来たいと思えるような景色を残すよう心がけましょう。