かまどを構成する材料には丸太や土が挙げられますが、川岸のキャンプ場なら大きな石が簡単に見つかりますし使いやすいでしょう。かまどになる地面を少し掘り、そこの両サイドに同じくらいの大きさの石を置き、開口部が風上になるように三方がふさがった形を作ります。この時かまどの上が平行になるようにすると安定性が増します。後はお手持ちの網を合わせて微調整を。上手く網がまっすぐ載れば大成功です。キャンプが終わったら火床だった所の埋め戻しと、かまどに使った石を元の場所へ戻すのもお忘れなく。
かまどは自宅のコンロと違い簡単に火力調節ができないと思われることでしょう。しかし薪の積み方と動かし方で驚くほど簡単に火力を操ることも可能です。薪の先端を合わせそこだけ燃やしておくと、先端を合わせたり離したりするだけで自由に火力を調節できます。先人の知恵を上手く使い、キャンプを盛り上げましょう。